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命の尊さや世の中に当たり前に存在する矛盾みたいなものを刻まれること

もう数十年前のことですから、話の筋などはほとんど覚えていないのですが、ロッキーチャックやラスカル。フランダースの犬、みなしごハッチ、母をたずねて三千里などなど。今のアニメと比べると決して派手さはなかったです。
そんな昔のアニメを何と表現するのがふさわしいのか。そうですね、大人として成長していく過程で必ず経験していかなければいけない辛いこと。それは大事な人の死であったり、仲間達の裏切りであったり。自分一人の力ではどうしようもできないことが世の中にはあるのだということを心に刻んでくれた作品。そういう表現が適切な気がします。
もちろん今のアニメにそういう要素が全くないというわけではありません。例えばワンピースなどはそういう命や友の大切さという色合いが強く出ている作品なのだろうと思います。ただ、全体的に見渡した時に、どちらかというと非現実的の世界観が強く出ているものが多いのかなという気がするのです。なぜそうなってしまったのでしょうか?
そこにはアニメで育った今の大人にも見てもらいたいというコンセプトがあるからではないかと。どんどん新しいものを見せていかなければいけない。話の展開もひねらなければいけない。映像の作り込みにもかなり力を入れていかなければいけない、そんな流れが生じたからではないでしょうか。
さらには、ゲームやグッズ、DVDにブルーレイ、声優やアニソン歌手を含めたメディアミックスが前提で製作されているものが多くなりましたのでね。
無論、昔も今も問わず、人間にとって大切なことってなんだろう?生きていくってどういうことなんだろう?そんなことを無意識のうちに考えさせてくれる作品であれば、それは充分良質なアニメと呼べるでしょうし、代々語り継がれていくことでしょう。

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最終更新日:2015-06-05 01:55

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